優しく陽気で人懐っこい性格でおおらかさがある

「幸せな国」というキャッチフレーズで、たびたび紹介されるコスタリカ。

正式名称は「コスタリカ共和国」で、国名の語源はスペイン語の「富める海岸」からきています。

その名の通り、南部は太平洋、北部はカリブ海に囲まれた中央アメリカ南部に位置する国です。

1949年に常備軍を廃止することを、憲法で定めたことでも有名です。

なお、非常事態の場合のみ国会議員の賛成票が3分の2を超えたら、徴兵制実施や軍隊の編成権限が大統領に与えられますが、今のところそのような事態におよんだことはありません。

また、1980年には首都はサンホセに国連平和大学を設置し、1987年には「非武装中立」を宣言しました。

このような経緯から、コスタリカは中米で特に民主主義の発展している国家であると、国際的な評価を得ています。

このような平和な国家と美しい海、そして豊かな自然囲まれて暮らすコスタリカ人は、どのような国民性を持っているのでしょうか。

まず、第一印象としてよく言われるのが「優しい」、「陽気である」、そして「人懐っこい」です。

ラテン特有のおおらかさが、このような気質を生みだしていると言えます。

その一方で、本音と建前をうまく使い分ける面も持ち合わせています。

この点は、日本人と似通っているとも言えます。

また、国土の約25パーセントが国立公園に指定され、地球上の生物の約5パーセントが生息していることからも分かるように、国民ひとりひとりが自然環境を大切にすることも特徴です。

こうした姿とは裏腹に、隣国である「ニカラグア」をライバル視している一面もあります。

野球が盛んであるニカラグアとパナマに挟まれていながら、野球ではなくサッカーが盛んなのは、ニカラグア人に負けるスポーツはしたくない、という傾向があるからと言われています。

このような両極端な二面性を持ち合わせているのも、特徴のひとつです。

そして先ほど紹介した通り日本と似通った国民性を持っていることから、軍縮、人権、平和の構築において共通した認識を持つ、国境を越えた重要なパートナーです。

東日本大震災の際には、すぐに日本との連帯を表明し、国民の多くが「日本のために少しでも協力したい」と言うメッセージを日本大使館に送りました。

その後、数回に渡って日本特有の俳句や漫画、アニメをテーマにした募金活動が実施されています。

その他、著名ミュージシャンによるチャリティーソングも作られ、そのすべての売り上げが義援金として送られました。

こうした平和的活動への積極性も、コスタリカ人の国民性だからこそ、と言えるでしょう。