40万人が住むにぎやかな環境で急激に発展を遂げた

コスタリカ共和国の首都サンホセは、パナマに隣接する北アメリカと南アメリカをつなぐ地域に位置する国として、知られています。

コスタリカは、人口500万人に満たない小さな国ではありますが、交通の要所に位置する国として、昔から政治的にも安定し、経済的にも良好な状態に恵まれた中米の楽園とまで言われた国家でした。

しかしながら、このエリアは全体的に、麻薬関連の犯罪組織の影響を受けて、治安は悪化傾向にあり、社会不安も常態化する傾向にあります。

コスタリカの公用語は、スペイン語であり、国名のコスタリカはスペイン語で豊かな海岸を意味する言葉です。

かつてこの地域を発見した際に、原住民が金細工の装飾品を身に着けていたという記録が残っており、この様な名前になったと言われています。

国の首都周辺の人口は、およそ40万人と言われており、それなりににぎやかな環境になっています。

元々サンホセはただの町だったのですが、1824年にスペインの植民都市であったカルタゴからサンホセに、政治の拠点を移動させたことによって、急激に発展を遂げることになりました。

この辺りは、スペインの植民地であった国が多いのですが、18世紀の半ばから独自の首都を形成していた、この国の都市には、スペインの気配をあまり感じないと言われています。

この傾向は、他のラテンアメリカの国との違いとして、良く語られるポイントになっています。

経済的には、取り立てて豊かではないものの、世界的な平均水準には達しているという状況にあります。

かつては最貧国の一つに数えられていましたが、コーヒーやバナナといった商品作物の輸出によって、経済成長を続けてきた背景があって、周辺地域に比べて豊かな環境がありました。

そのため比較的早い段階で、海外からの投資によって工業化が進み、現在ではパナマに次ぐ豊かな国になりました。

そんな地域の現在の懸念は、このエリア全体の問題でもある麻薬組織の暗躍であると言えるでしょう。

丁度南米と北米をつなぐ地域であることから、麻薬流通の中継地点となってしまい、麻薬の影響を良くない影響で受ける人が少なくない地域となってしまっています。

このことが、治安の悪化や社会不安の原因として、今後の大きな課題になっていると言えるのです。

首都内部および周辺部では、この様な麻薬に関連した犯罪が多発しており、犯罪の温床になっているという現状があります。

観光として、この都市に出向く場合には、この様な社会情勢を考えた行動が必要になります。